テレビ朝日で「月が出たでた~お月さんたちの炭坑節~」を観た。
台風による飢饉を逃れるため、労働力不足で募集のあった三池炭鉱に移住した与論の島人たちの歴史が映像でつづられる。
過酷な労働と「与論島の人たちは日本人の枠の中に入ってなかった」という状況のなかで、身を寄せ合ってきた大牟田の与論の人たち。ぼくはまだ訪れたことがないので、映像で見れたのが嬉しかった。そこに、戦時中強制的に炭鉱労働に駆り出された中国の人たちの姿もあった。
炭坑節を主題にした番組は、「月」をシンボルに語られた。大牟田から与論に移住した人は、「与論で見る月と三池で見る月は空気が違う。与論の月は格が違う」と話す。
また、炭坑縮小で解雇されて、大牟田から東京に移住した与論の人たちもいたのをぼくは知らなかった。林さんは与論の人は「不服を言ったり抵抗したりしてこなかった」と語ったのが胸に刺さる。
最後、映像は、去年の「炭坑節一万人総踊り」に初参加した与論の人たちを映す。町謙二さんは、それを「心を開く突破口にする」と語ったのが心に残る。「大牟田の一員になるために」、と。ゆんぬんちゅが、ちゅむちゃさい。
与論では、放送は午後からですね。ぜひ、観てください。いい番組でした。取り上げてくれた熊本放送の井上佳子ディレクターに感謝したい。もう今日から、「炭鉱節」はこれまではと全く違って聞こえてくると思う。
※炭坑節:秘められた悲しみの過去 与論島出身者たちの「炭坑節」--熊本放送が制作
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