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2019/12/24

貝読ひと段落

 ここ2年は、琉球弧の考古学資料を漁り、貝読に費やしてきた。遺物の貝はトーテムと人の足跡を語るから、その解読を行ってきたということだ。

 今年はその手応えをもとに、半年余りかけて「トーテムとメタモルフォーゼ」のおしゃべりを展開することになった。少数だけれど、聞きたい人に伝えるために、これまでの目安の確度を高めるべく追い詰めたわけだが、それがいい負荷になって、手応えを強めることができた。9月には水俣のみなさんに、水俣(九州西部)の縄文中期から後期にかけてのトーテムをお伝えすることもできたのも嬉しい。

 「トーテムとメタモルフォーゼ」のおしゃべりを終えたあと、師走に入って勢いで本土のトーテムを見てみると、同じ視点を使えば読み取れるのに改めて驚いている。本土のことも手がけるつもりはないけれど、ことは琉球弧に限らない、むしろ人類的だという確信は深まった。

 来年は、先史人に視線を同化したときに見えてくるものをお披露目するところへ向かう。見えてきたチャーミングな世界を分かち合えますように。

 

 

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