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2018/11/03

シヌグ堂遺跡の位相

 宮城島のシヌグ堂遺跡は、海辺の岩礁をトレースしている。トーテムの化身態である。

Photo

 「礫床住居跡」とされているのは、スデル場のオカガニ表現だ。

5556

 55号と56号は、起点になるカニ表現。腹部と鋏である。

 この腹部と鋏は、をなり、えけり、ではなく、兄弟姉妹婚の禁止以降の半族の構成を示している。しかし、それぞれは出自を異にしているわけではなさそうだ。

 出自の違い、あるいは「をなり神」は、チョウセンサザとヤコウガイの対比で示されている。特にその蓋である。そしてヤコウガイの蓋はチョウセンサザエの蓋の一割に満たない。

 異なる人々を迎えれ、半族を形成する。それが初期母系社会の構成ではないだろうか。


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