具志川島岩立遺跡西区の位相
具志川島岩立遺跡の各層について、メタモルフォーゼの位相を探ってみる。
24層
壁際にふたつの焼石遺構。凹状かマウントかは記述がないが、画像からは凹状に見える。貝の構成は明らかに苧麻貝だから、チョウセンサザエとしての苧麻貝を送ったように見える。
12層
チョウセンサザエと蓋としての苧麻人。
イヘヤタメトモマイマイを送る。蓋を送り、蓋を迎える。
9層
イヘヤタメトモマイマイとしての苧麻人。
サメザラ、イモガイ等を送り、イヘヤタメトモ、リュウキュウマスオを迎える。
7層
チョウセンサザエと蓋としての苧麻人。
蓋を迎える。
6層
チョウセンサザエとしての苧麻人。
蓋を送り、蓋を迎える。
5B層
チョウセンサザエと蓋としての苧麻人。
蓋を迎える。
5A層
チョウセンサザエとオオウラウズを迎える。
これからは貝塚を形成した集団の違いでもあれば、時間推移のなかで見た、苧麻トーテムのなかでも小さなメタモルフォーゼの推移ではないだろうか。
あの世への「送り」とあの世からの「迎え」は、壁際か否か、凹状かマウント状かで判断した。
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