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2018/08/21

伊礼原A遺跡の貝集積

 伊礼原A遺跡においてもアンチの上貝塚と同様の思考が見られる。

Photo

 ヤドカリの尾肢は、伊礼原ではクジラの椎体で表現されている。

Ss04

 貝集中SS04の貝類は、オウギガニで腹部性が強い。報告書では「巻き貝は完形がなく」とあるので、なおさらそうなのだ。

H19

 一方、周辺の遺構外の貝類は、鋏性も持つオウギガニ貝で表現されている。アンチの上のような複雑さは見られないが、伊礼原A遺跡においても、オウギガニとしてヤドカリになると思考されたのだと思える。

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