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2018/07/16

北原貝塚の貝類とヤコウガイ

 久米島の北原貝塚は、土器からは大当原期とされているが、貝類からもオウギガニ段階と判断できる。

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(「北原貝塚」より作成)

 オキナワヤマタカマイマイに見ているのは、カノコオウギガニではないだろうか。

 北原貝塚からは、「杓子状」とされるヤコウガイが出土している。

Photo_5

 この割り取りは、オウギガニ段階の表現である「胞衣」を示している。それは、奄美大島北部のヤコウガイとも同期している。

 ヤコウガイが大和に運ばれたとすれば、このとき琉球弧は、「胞衣」をプレゼントしたことになる。サンゴ礁製の地母神概念である。

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