サウチ遺跡の貝類
サウチ遺跡も貝の個体数はカウントされていない。が、これはコモンヤドカリ段階を示すと思える。
大きく分ければ、鋏、腹部、貝、全体の化身貝で構成されている。
典型例を示せば、オニノツノ、アンボンクロザメ、マガキガイ、コオニコブシ、ヒメジャコ、サラサバテイラ、ヤコウガイ等になる。
礁斜面の貝として、アツソデ、ギンタカハマ、クロチョウガイ、ゴホウラ、サラサバテイラ、ツボイモ、ホラガイ、ヤコウガイ、ラクダガイがある。
チリボタン、イタヤガイ、チサラガイ、スダレハマグリ、マスオ、ヒメチョウセンフデ、ミツカドボラでは、コモンヤドカリの赤がよく捉えられている。
サウチ遺跡の土器は、沈線文脚台系だが、これはコモンヤドカリ段階の土器だと考えられる。
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