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2018/06/15

揚殿遺跡の貝類

 沖永良部島揚殿遺跡の貝類は、個体数がカウントされていないので、貝類名称のみを挙げる。

Photo_3

 ・マガキガイ、レイシガイ類、オニノツノ、コオニコブシ -鋏
 ・ニシキウズ、サラサバテイラ、チョウセンサザエ、ヤコウガイ -腹部
 ・チョウセンサザエ、ヤコウガイの蓋 -頭部
 ・マダライモ -眼

 この貝類は、ムラサキオカヤドカリを示している。

遺跡の立地であるが、砂丘地では無く内陸部赤土台地上である。この遺跡立地は、これまでの兼久式土器の遺跡立地(第 31図)と相違する。しかし、前述した通り沖縄諸島の事例とは類似し、川嶺辻遺跡も同様の立地である。(鼎丈太郎「揚殿遺跡出土のくびれ平底土器の位置付け」)

 この砂丘から内陸部赤土台地上までの範囲は、ムラサキオカヤドカリの棲息地に対応していると思える。


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