« 名蔵貝塚の位相 3 | トップページ | 宮古島長墓遺跡の貝類 2 »

2018/06/12

宮古島長墓遺跡の貝類 1

 宮古島長墓遺跡の貝類。トレンチ1の1層を取り上げる。

2

1

 目を引かれるのは、ヒザラガイだ。1層の貝類は、苧麻トーテムのものだと思えるが、これまで見てきた苧麻トーテム段階の貝と異なるのは、ヒザラガイが上位にあることだ。苧麻の葉の形の類似が捉えられていると考えていい。

 ヒザラガイのみなしは特徴的だけれど、宮古島の刺青を眺めてきたぼくたちには既視感がある。これは、左手甲に描かれることが多い「握り飯」の素材に当たる。(参照:「琉球弧の「針突き(tattoo)」デザイン」

 刺青の発生は苧麻段階に根拠を持つのだから、「握り飯」デザインもここに淵源をみていいことになる。


|

« 名蔵貝塚の位相 3 | トップページ | 宮古島長墓遺跡の貝類 2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87956/66475602

この記事へのトラックバック一覧です: 宮古島長墓遺跡の貝類 1:

« 名蔵貝塚の位相 3 | トップページ | 宮古島長墓遺跡の貝類 2 »