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2018/05/08

具志川島タチャー遺跡の貝類

 具志川島タチャー遺跡の炉跡はフェンサ下層式の段階とされている。ここの貝類がムラサキオカヤドカリの化身貝と見なせるか、確かめることになる。

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 タチャー遺跡では、ヒメジャコの表現は強くない。代わるように、コウダカカラマツやオオベッコウガサなどの太陽貝の表現が強い。

 それは、マガキガイが優勢化するのに合わせて、シャコガイ族とともに劣勢化する。これは、女性=太陽の後退を意味するのではないだろうか。

 コオニコブシもムラサキオカヤドカリの眼柄の系譜に加えることができる。

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