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2018/04/05

シヌグ堂遺跡の貝

 シヌグ堂からは、仲原式土器が出土している。つまり、オカガニ・トーテムの段階だ。ここでは、カニ貝を確認する。

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 名称が記録されていないのが残念だが、83%を占める陸産貝がオカガニ貝ということになる。

 ただ、これだけではないはずだ。カニの意味を担っているのは、マガキガイをはじめ、アサリ、ハマグリなどの貝もそうだ。

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 シヌグ堂でそれが、イソハマグリが代表だと言える。

 この他にも、コゲニナ、イソハマグリ、ベニハマグリ、コオロギガイ、ウミギクなど、茶系の色の貝も、オカガニ貝として採られたのだと思える。


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