« 貝塚の貝とトーテム 2 | トップページ | 仲泊遺跡第二貝塚の段階 »

2018/02/24

竹富島カイジ浜貝塚の貝

 竹富島のカイジ浜貝塚の貝類遺体は、マガキガイ、ヒメジャコ、サラサバテイラと続く(『カイジ浜貝塚 竹富島一周道路建設工事に伴う緊急発掘調査報告』沖縄県教育委員会)。

 この構成は、北琉球でいえば、後2期にちかい。非食料では、アマオブネ類、オリイレヨフバイ類、ゴマフニナ類が出ている。これは、オカヤドカリが持ち込んだものと考えられている。

 カイジ浜貝塚は、1700年前から1300年前くらいの幅にある。これは、北琉球でいえば、後1期から後2期に入るくらいまでのところだ。

 この出土傾向からいえば、この段階で、竹富島は後2期に至っているということになる。

 また、「下田原期」と「無土器期」では、サラサバテイラ、ヒメジャコ、マガキガイが主体であることに変化はないとされている。

 しかし、その意味では違っていると言うべきではないだろうか。

 サラサバテイラは、あの世貝である前に、蛇貝、トカゲ貝でもある。ヒメジャコもトカゲ貝の意味を持ちうる。マガキガイもトカゲだ。

 だから、一見同じでも意味はこうなる。

 下田原期
 ・サラサバテイラ:トカゲ貝
 ・ヒメジャコ:トカゲ貝
 ・マガキガイ:トカゲ貝

 無土器期
 ・サラサバテイラ:ヤドカリ貝
 ・ヒメジャコ:胞衣貝
 ・マガキガイ:胞衣貝


 

 

|

« 貝塚の貝とトーテム 2 | トップページ | 仲泊遺跡第二貝塚の段階 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87956/66057059

この記事へのトラックバック一覧です: 竹富島カイジ浜貝塚の貝:

« 貝塚の貝とトーテム 2 | トップページ | 仲泊遺跡第二貝塚の段階 »