宮古島アラフ遺跡の貝溜まり遺構
宮古島のアラフ遺跡からは、貝溜まりが出ている。
チョウセンサザエ(50%):干瀬
サラサバテイ(36%):礁斜面
シャコガイ類(4%):イノー
クモガイ(2%):イノー
ギンタカハマ(1%):礁斜面
スイジガイ(1%):イノー
この貝溜まりは、Ⅳb層とアラフ遺跡のなかでは、古い層に入るが、干瀬の貝が優占している。
一方、アラフ遺跡から採集された貝殻は、潮間帯岩礁のものがほとんどである。
この貝殻と貝溜まり遺構は、宮古島において、貝=サンゴ礁の段階を示唆するものではないだろうか。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント