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2017/12/31

大当原式土器とムラサキヒメオウギガニ

 無文尖底の最終段階とされている大当原式土器。たとえば、津堅貝塚から出土した土器がある。

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(「沖縄考古学ニュース - 沖縄県立博物館・美術館」2009)

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 大当原式土器は、オウギガニがモチーフになっていると考えられるが、津堅貝塚のこれはムラサキヒメオウギガニ(メス)だと思う。口縁部につけられた帯は、甲の隆起にそっくりだし、色合いもまさに、と感じさせる。

 参照:ムラサキヒメオウギガニ(メス)

 


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