くびれ平底系土器とヤドカリ 2
あの世から出現した(礁斜面をあがってきた)ヤドカリ・トーテムの祖は、ゴホウラやヤコウガイを背負った、威風堂々たるコモン・ヤドカリだと思う。
これをモチーフにした後2期の土器群。
口縁部と胴部の区切りの模様は、コモン・ヤドカリの斑点を示すと思う。脚は波線で示されている。
これらは「くびれ平底系」と呼ばれる。くびれであるわけは、ヤドカリの身体を見るといい。
(「コトバンク> 百科事典マイペディア> ヤドカリとは」)
「平底」は「尾肢」に当たる。島人は、土器にどこまでもトーテムを表現したのだ。
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