「石垣島で観察された鳥類2種とヘビ類1種によるキシノウエトカゲ(有鱗目:トカゲ科)の捕食」
キシノウエトカゲは、宮古、八重山の固有種。
本種は平地の比較的開けた環境に多く生息し、海岸近くの砂地、二次林から耕作地、または集落周辺の石垣や草むらなど、1980年代の初めの頃までは、概してごく普通に見られるトカゲと認識されてきた。(「石垣島で観察された鳥類2種とヘビ類1種によるキシノウエトカゲ(有鱗目:トカゲ科)の捕食」木寺法子、下瀬環、新盛基史、「沖縄生物学会誌」2016.3)。
ここのところ、生息域をもう少し詳しくいりたい。とくに赤土層との相性。
この論考では、サキシママダラ、ムラサキサギ、カンムリワシによる捕食が観察されている。蛇はトカゲを捕食する。
「キシノウエトカゲは俊敏かつ力の強いトカゲ」。「冬季の活動性が春季-秋季のそれよりも低いものの、冬季でも天気の良い日には活動しているものと見られる」。
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