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2016/12/17

カタカシの類縁

 宮古でカタカシを「イジヤンカタカシ」というのは、「やかましい」の意味らしい(『原色沖縄の魚』(具志堅宗弘))。

 ・浅海の砂泥地にまなりの群れをつくる。
 ・砂地の上を遊泳している。
 ・ヒゲでサンゴ礁をつつく。

 砂を這うように泳ぐ姿は、蛇が這うのと似ている。髭がサンゴをつつくのは、蛇が舌を出して餌を探すのに似ている。こういうことだと思う。

 沖縄では、ギランと言う。ここには、シャコ貝との類縁が見られる。


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