シャコ貝の残響メモ
アマテラスのもとの織女が、ホトを突かれて死ぬのは、サルタヒコが貝に挟まれて溺れるのを女性として表現したものだ。つまり、この織女もサルタヒコと同族なのではないだろうか。
イザナミが、自身の生んだ火の神でホトを焼かれて死ぬのは、人間の方が太陽の化身であるシャコ貝をトーテムとし、女神の蛇が存在の根拠を失ったことを意味するのではないだろうか。あるいは、蛇の精霊が性を持つ始まりであったかもしれない。
アマテラスが天の岩戸に引きこもるのには、シャコ貝の貝殻が閉じる神話的思考が残響しているのかもしれない。
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