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2016/10/13

太陽の貝たち 2

 二枚貝がシナと総称される例。

斧足網の貝(二枚貝)の分類学ではかなり重視されている套線(とうせん)とその湾入のぐあいは、民俗分類ではまったく無視されている。このため、あまり特徴のない二枚貝は、「ハマグリ」(与路島)とか、「シナ」(来間島)とかに一括されていることが多い。(松井健『琉球のニュー・エスノグラフィー』)

 平良でもそうだ。

 考えてみれば、これも「太陽の貝」の系譜に属するのだろう。

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