「宮古群島の両生爬虫類相(1)」(当山昌直)
当山昌直は、来間島で島人から、「芋畑での耕作中に土中から大きなトカゲがでてくることがあるといって、また、それは宮古島でみられるようなものだった」と聞き、来間島にもキシノウエトカゲがいるのは確実だと思われるとしている。(「宮古群島の両生爬虫類相(1)」1976)。
この土中から出現するという生態が、キシノウエトカゲをトーテムとする理由の一端にもなったとしたら、キシノウエトカゲがトーテムとなったのは意外に遅かったのかもしれない。言い換えれば、シャコ貝と時期は変わらなかったのかもしれない。
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