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2016/02/01

アマンの神話公式

 レヴィ=ストロースの神話公式の練習に、アマンが身をやつす過程を描いてみる。テキスト文字だけでは、表記に不備が出るのは仕方ないとして。

 Fx(a):Fy(b)=Fx(b):Fa-1(y)

 F トーテム(アマン):F カミ(死者)=F 神(死者):F アマン-1(神の使い)

 はじめ、「アマン」は「トーテム」という機能を持ち、「死者」は精霊としての「カミ」の機能を担っていた。しかし、「トーテム」の位置に「神」が置き換えられると、「死者」は「カミ」の機能を手に入れ、「アマン」は表舞台から消えて(アマン-1)、「神の使い」等の機能が前面にあらわれてくる。

 もうひとつ。

 F あの世(カミの島):F 始原(ニーラスク)=F あの世(ニライカナイ):F カミの島-1(作物などの始まり)

 はじめ、「カミの島」は「あの世」という機能を持ち、ニーラスクは世界の「始原」の機能を持っていたが、ニーラスクがニライカナイとして、遠隔化された「あの世」になると、「カミの島」はその機能を退かせて、「作物の始まり」などの機能が言われるようになる。

 F あの世(カミの島):F 胞衣(サンゴ礁)=F あの世との境界(サンゴ礁):F カミの島-1(胞衣)

 はじめ、「カミの島」は「あの世」という機能を持ち、サンゴ礁は「胞衣」の機能を持っていたが、ニライカナイが生れ、サンゴ礁が「あの世」との境界になると、「カミの島」はその機能を退かせて、「胞衣」の機能を持つようになる。これはちょっと苦しいかな。

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