『日本の敵』(宮家邦彦)
受験秀才がアメリカ輸入業者になって為政者目線で語っている。悪口になってしまうが、そんな印象だった。『日本の敵』というタイトルの回答が、「日本の最大の敵は自分自身」というのだからずっこけてしまう。すごんでもいるが、ポーズにしか見えない。まだ、「文芸春秋(11月月号)」の「安倍外交が対峙する「日本の敵」」の方が、語るに落ちるものを伏せられる短いエッセイの分だけ、読ませた。思うに、自分は決して大衆ではないし、軍人になることもないという場所から書いているのだと思う。
「生き残り」において最も大切なのは、常に「勝ち組に残る」、「勝ち馬に乗る」ことだ。では、何が「勝ち組」で、何が「勝ち馬」なのか? 状況判断を誤ることは、国家の「死」に直結する。日本はサバイバルに向けた戦略を正しく組み立て、それを実行しなければならない。
この、「はじめに」で躓いたのだから、ぼくも色眼鏡で見てしまっているかもしれない。しかし、何というか、内容に踏み込んで書こうという気は萎えてしまった。
宮家邦彦 『日本の敵 よみがえる民族主義に備えよ』
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