『中国化する日本』
歴史を「進歩」ではなく「反復」として、かつ一貫した視点で捉えること。そのことによって、ぼくたちが陥りがちな二項対立を相対化して、盲点に気づかせてくれる本だと思う。そこで、「外国人参政権」や「憲法改正」等にも新しい視点を提供している。また、今後どうしていくべきかという論調が、ネオ・アジア的専制とでも言いたくなるものと、江戸よ再び、という色合いに分かれる現状も、言い当てているように見えた。
ひどい世の中になってもなんとかサバイブしていかなくてはいけない。そういう、持ちこたえようとする努力なのだと思う。それにしても、歴史が流れてゆかないどん詰まり感をつくづく感じた。
與那覇潤 『中国化する日本 増補版 日中「文明の衝突」一千年史』
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