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2014/05/26

71.「火の神と主婦権」

 「火の神と主婦権」(酒井卯作『琉球列島における死霊祭祀の構造』)。

 婚姻に際して拝まれる火の神は嫁方のみで、聟方の火の神は拝まれない。聟入婚の婚姻制によるもの(p.549)。

 つまり、「火の神」は、母系制のうえに成立したということか。いや、火の神が母系制の上で、家に定着したと言うべきか。

 火の神が軸になって回転する家の神は、司祭者である主婦がその対象である(p.549)。

 火の神。家のなかでの他界への入口。

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