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2014/01/13

与論童名マップ

 これまでに収集した与論のヤーナー(童名)を、その意味するところを軸にマッピングしてみる。

 牛は、与論では、エーナン、モーミャー、エーナンガ、グピナー、ウグトゥイなどと言うわけだから、ウシという言葉が入る以前の呼び名があった。そうやって見ると、童名の言葉は、十数世紀の大和言葉の流入以降の新しいものが目立つ気がする。カミ、トゥラ、クル、ハナなどもそうではないか。

 すると、童名のなかにも古いものと、比較的新しいものがあるはずだ。トゥク(徳)は、両義的で、これが徳之島と同様、地勢を表す地名から来ているとしたら、とても古いし、人性を表す「徳」に依っているなら、新しいと見なせる。

 意味が分からないものとして残った、ジャー、マグ、ウンダ、ムチャなどは古い語だろうか。

 ジャーは、蛇、若などが浮かぶ。もしくは鯨。もしや、ムチャは餅、だろうか。ダキは「竹」と仮説した(cf.「童名 ダキ」)。


Yana_map


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コメント

 「マグ」は、沖縄口の「マク(活動的でしたたか)」を連想しますね。
 ワンパクで元気な男の子を「ウーマクー(大マク)」なんて呼んだりしますよ。

 それと「ウンダ」は「クンダ(足のふくろはぎ)」と繋がるでしょうか?
 沖縄島では、健康的な女性の体型を「ハチャーガマク(蜂のようにクビレた腰)・ダッチョウクンダ(らっきょうのようなふくろはぎ)」なんて呼びます。

 しかし、牛の名はほとんど聞きませんね。
 「モーミャー」が「モーモー」に近いくらいでしょうか。

投稿: 琉球松 | 2014/01/13 11:00

訂正

 「ウーマクー」は、男の子だけでなく女の子にも使います。

投稿: 琉球松 | 2014/01/13 11:06

琉球松さん

コメントありがとうございます。視野が広がって、とてもありがたいです。

マグは女性名なので、ウーマクーは女子にも使うというのはヒントです。女性では、ポピュラーな童名なので、身近なものごとの意味だと思うんです。

投稿: 喜山 | 2014/01/13 12:34

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