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2013/11/04

与論の浜、ほぼ全図 ver.03

 盛窪さんのおかげで、島の浜を東西南北、駆け回って、島の名を追加し、位置を確かめることができた。浜はなく、地名であるものには括弧をつけたが、これで浜の数は65になっている。島のぱーぱーやうじゃに聞き取りをして、かなり、信頼性を高めることができたと思う。今後も微修正を続けていきたい。(2013/11/04)


◆◆◆

 盛窪さんのおかげで、ウァーチの西に、イーウァーチ、ムイバマ、ウチシ、タチビ、アーサキの北にナーダトゥ、サダリを加えることができた。まだ、位置が曖昧なところもあるけれど、二年ぶりに更新しておく。これで全部で59だ。

◆◆◆

 4年前、2日かけてだったろうか、与論の砂浜を全て見尽くそうと自転車で走りまわったことがある(「与論砂浜三十景」)。まだ陽射しは強く、南岸の、ただならない気配を放つダルバマの斜面では、もう一歩も歩けないとしばし倒れこんで荒い息を吐きながら、怖くなったのを覚えている。何が哀しくてそんなことをするのかと聞かれても自分でも分からない。それをやらないでは気が済まないとなると、どうにも鎮めようがない。鎮まりたまえと言ってみたところでアシタカのように無力だ。

 そのときは、計34の浜を巡っている。

 今回、図書館の方の親切で島の資料を漁るうちに、与論の海岸沿いの地名を整理した表に出くわした。で、これに出会いたかったとばかりに浜をマッピングしてみた。数えると50になるので、4年前は約7割をカバーしたことになる。まだまだだったんだね。浜の名前は地元の言葉に依る。だから、クリスタルなんとか等は、ここでは退場願った。また、半可通のぼくのことなので、場所が曖昧で厳密には間違っているものもあるだろう。それは、ご存知の方が指摘してくれるとありがたい。特に、南岸のメーバルとワタンジの間の浜は、「ユバマ」が消され、訂正のように書かれた「ウパラ」も消されているので不明のままにしている。

 この小さな島がこれだけの浜の地名を持っているのは驚くべきことだ。それだけ、浜が生活に密着していたということであり、また与論が砂浜の豊かな島であることも告げている。自ずとぼくはここで、「ゆんぬ」の由来がユナ系の「砂」の意味だという自分の主張の根拠に、これを加えようとしているわけだ。(2011/11/27)



より大きな地図で 与論島のほぼ全ての浜辺 を表示


(北から反時計回り)

ウァーチ(宇勝)
イーウァーチ
ナードゥンダ
ジャリバマ
パマガマ
イチャジキパマ
シューダキ
ナホーバッタイ
シナパ(品覇)
アイギ
フバマ
ウドゥヌスー
アガサ
ミシヌパマ
ウシオオシバマ
イチョーキ
ダイヌパマ
イーガマ
イノーガマ
ハタンジ
ハニブ(兼母)
フバマ
ウプラ
トゥイシ
ナーバマ
ホータイ
シーナ
トゥムイ
ウキナンブ
マンマ
ナガサキ
ムリサンバマ
ハキビナ
チャドゥマイ(茶泊)
(オランダ・イョー)
(ナミンブ)
ウスディ
ウヮーヌマキ
ヘーシ
シゴー
ハミゴー
ピャーシ
ダリバマ
ウジジ
ワリバマ
メーバマ(前浜)
トゥイグチ
ウプラ
イシバマ
ハジラバマ
ワタンジ
ウフドゥ
タティダラ
シマミジ
アーサキ
ヤマトゥガマ
ナウダワトー
サダリ
ムティバマ
シーラ
トゥーシ
パマゴー
ナーガニク
ウプガニク(大金久)
ユリガハマ
プナグラ(船倉)
ナガピジャ
ワリバマ
フバマ
ミナタ(皆田)
イシバマ
クルパナ
ムイヌシー?
ティラダキ
トゥマイ
ナーバマ
ユバマ
タチビ
ウチシ
ムイバマ
ヤマトゥガマ

※1.12/27 喜山康三さんの指摘でムディバマを追加。合計51。
※2.2013/09/21 盛窪さんの情報で、イーウァーチ、ムイバマ、ウチシ、タチビ、ナーダトゥ、サダリを追加。
※3.2013/11/04 追加と位置の修正

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コメント

 自転車偵察、ご苦労様でした(笑)。

 
 これらは、もうほとんど沖縄島にもありそうな響きです。「イチャジキパマ」は「板敷浜」の字が当てられているでしょうか?
 海岸線沿いに、板状の岩が敷き詰められているような地形でしょうかね。
 又、「ミシヌパマ」は「ニシ(北)の浜?」とも聞こえますし、「ワタンジ」は、那覇港沿岸の「渡地(ワタンジ)」と同じ意味?で、「トゥマイ」に至っては「泊」と断言していいでしょうね。
 それと、「アーサキ」は「赤崎」と思いますが、やはりこの近くの海岸でしょうか?
 「ピャーシ」は、奄美大島の「平瀬」。。。あ〜っ、すみません! ついついハシャイでしまいました(笑)。

投稿: 琉球松 | 2011/12/28 20:30

琉球松さん

> これらは、もうほとんど沖縄島にもありそうな響きです。「イチャジキパマ」は「板敷浜」の字が当てられているでしょうか?

漢字は当てられていませんが、当てるとしたらまさに「板敷浜」です。

>海岸線沿いに、板状の岩が敷き詰められているような地形でしょうかね。

さすがです。おっしゃる通りの地形。


>又、「ミシヌパマ」は「ニシ(北)の浜?」とも聞こえますし、「ワタンジ」は、那覇港沿岸の「渡地(ワタンジ)」と同じ意味?で、「トゥマイ」に至っては「泊」と断言していいでしょうね。

ええ。^^


>それと、「アーサキ」は「赤崎」と思いますが、やはりこの近くの海岸でしょうか?

最初の島人が訪れた場所として名高い海岸です。

>「ピャーシ」は、奄美大島の「平瀬」。。。あ〜っ、すみません! ついついハシャイでしまいました(笑)。

お気持ち、よく分かります。ぼくの地名オタクの血も騒ぎますから。^^

投稿: 喜山 | 2011/12/29 15:48

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