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2010/02/15

ドラえもんの与論語

 gacchikoさんのツイッターで知った話。最近、最新情報も電車遅延も地震も火事も雨も雪もツイッターで知るようになっている。ファースト・アクセスの認知経路だ。

 で、知ったのは、ドラえもんが与論語をしゃべったということ。これ、聞きたかったなあ。

 「ドラえもんが島言葉しゃべった 声優がアテレコイベント」

「ワナー ウラチャガ シッカイ ハミンシャイドー」。ドラえもんが鹿児島県・与論島の島言葉でしゃべっている。何を言っているのか分かるかな?

 14日に同島であったイベント。ドラえもんの声役の水田わさびさんが映像に合わせて方言を話し、子どもたちものび太やジャイアンに扮して物語を演じた。

 「ドラえもんと島言葉で話ができるなんて夢みたい」と子どもたち。感激したドラえもんも思わず冒頭の言葉を叫んだ。意味は「ぼくはみんなのことが大好きだよ」。

 あの声を思い出して共通語と与論語を並べてみると、自ずとニュアンスの違いが感じられてくる。

 「みんな」は、老若男女を問わない響きがあるが、「ウラチャ」は、目上の人には使わない言葉だから、ドラえもんが同級生から後輩を前にしている感じがする。「大好き」の程度はあまり変わらない気がするが、「大好きだよ」がフランクな感じがあるのに対し、「シッカイ ハミンシャイドー」には照れが伴って聞こえてくる。そのように発語されているからだが。

 もうひとつ、ツイッター上では、『魔女の宅急便』バージョンも紹介されていて、

キキ: 「どうしよう。パーティの招待状もらっちゃった」
オソノ:「素敵じゃない。 いってきなさいよ」
 ↓
キキ: 「いちゃしゅらが。パーティぬ招待状ぎてぃえーしが」
オソノ:「ゆかむね。いじみちきい」

 これは島の人は笑えるよね、なんか。なんというか、このニュアンスの違いはどう説明できるだろう。悩むなあ。
 「素敵じゃない」が、「ゆくむぬ」かあ。いい訳かもしれない。(^^)



 

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コメント

 同感しました。

訳本によって詩情が違うように、
方言の訳語も難しいですよね。
 
 ある・・、与論の諺の解釈を  しっくりと納得できないこともあって、 苦笑しました。

 与論ことばで、諺の意味を教えられるようになれないといけないと思いました。
 ドゥダンミンの 素晴らしさをがあらためて感じるところです。
 直訳することが初めではありますが、
教育して伝えるためには もっと深みのある研究が課題です。
 ワヌン  ちっけーやなゆしが
   ぱんちかしゃぬ  ドゥクチッコートゥランヌ。

 恥ずかしいという 意味ではなく、
   言葉の意味に恥ずかしくない 使い方が出来るかとの思いです。
  教養のある言葉が失われていきますよ。
 何も  ぐすくの言葉遣いが 云々ではありません。

  おくゆかしさ 掌をもっと先人に学びたいものす。
 そういう意味からも
  先輩との会話を  ユンヌフトぅバで使うように心がけます。
 浩先生は  あがさんちゅ。
 麓先輩は  ぐすくんちゅ。
 平パーパーは アンサーリ系統
 私は 標準(?)
 ぷるさとぅ、なーま や  あしとぅぬ フトゥバ

 タンディ(なーやー)、どうか・・どうか。

   さようならば。
  
 

投稿: awa | 2010/02/16 06:35

awaさん

「与論ことばで、諺の意味を」伝える。そうですよね。
共通語にした途端、もう含みが削がれてしまいます。

与論言葉を話し続けること、それが楽しめる場をつくるということなんでしょうか。

浩先生は、竹内浩さんのことですか?
親父の書棚から、本を見つけて、これから読むところです。

投稿: 喜山 | 2010/02/16 08:38

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