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2010/02/23

「南海日日新聞に望む」

 南海日日新聞に、「若者が帰って来れる環境を」と題した景況アンケートの結果が出ている。「南海日日新聞に望む」という項目の記事が印象に残った。

 南海日日新聞に望む

奄美の方向性を示し、もっと地元ニュースを「社として奄美の方向性を示してもらいたい」「独自のテーマによる特集記事を増やしてほしい」「島内の企業をもっとアピールするような記事を」「いろんな人が奄美にはいるんだということが分かる記事をさらに多くしてほしい。いろんな考えを持って、いろんなことに挑戦している人がいることを紹介してほしい」「もっと地元のニュースを多くしてほしい。今はインターネットの普及で対外的なニュースはいつでも見られるから」「地域、行政、民間、企業の連携を図り、奄美をアピールする態勢をつくってほしい。いろいろな物事に賛否両論はあるが、前向きの論説が必要だと思う」「諸団体や会議等で表面に出てこない建設的な意見なども取り上げ、社説として掲載し、問題意識へのカンフル剤にしてはどうか」「住民のニーズをもっと吸い上ぼてほしい」。

ネットや紙面を活用したアンケート調査を定期的に。ネットの充実宅明日まで待てないニュースをネットでいち早く流してほしい。これからの新聞社はネット社会との共存だと思う」「もう少し島外の経済記事がほしい。広告料金を安くしてほしい」「多くの人が喜んでもらい、購読者が増えるよう努力して」「ホームページ、携帯サイトがみすぼらしい。デジタル人が少ないのでは。部数減少に対応していない」「お客さんへのPRに(新聞を)使っている。購読層を取り込むためのレイアウト、価格の値下げを(今でも安いが)」「コーナ上を減らして広告費を抑えて」

 5年ほど前、週刊誌の担当者とディスカッションしたとき、週刊誌が読まれなくなっている。週刊誌の記事をWeb化してそこで有料化したい、と。こう聞かれたので、ぼくはそんなことをしても誰も会員になりませんよ、と応答したことがあった。今になってようやくWebは作られたが、何の変哲もない週刊誌の紹介サイトになっていた。これだけなら5年前にすぐにやれたでしょうと聞くと、こうするのにもこれだけ時間がかかった、担当者は病になった、という返事。当時、記者の高い給与を確保するために思い切ったことができないと言われたのをよく覚えている。

 また昨日、電通の「日本の広告費」によれば、2009年、ネットの広告費が新聞を抜いたことが明らかになった。

 (TV)>(ネット)>(新聞)>(雑誌)>(ラジオ)

 しかもこのなかで伸びているのはネットだけである。新聞が特権的だった時代は終わり、改めて新聞のよさを見直すときにに来ているわけだ。


 さて、この「南海日日新聞に望む」の声に触発されて思ったこと。
 奄美から遠く離れている身としては、南海日日新聞は、地元の動向、空気を知る大切な媒体だと思う。この新聞の読者を奄美の住民だけでなく、島外で奄美に関心を寄せる人々もはっきり視野に入れたらどうだろう。

 紙面は、全国紙に共通するものは要らず、地元の情報に特化する。できれば、奄美大島メインではなく、他島の情報も増やしてほしい。いまはブログやツイッターなどで、島外でも地元の動向、空気を知ることはできる。しかし、インターネットを見ない方も多いだろうから、ブログやツイッターの記事を、新聞に掲載する。新聞に掲載されるのは嬉しいことだから、発信者へは承諾のみで買い上げはしない。そうすれば、ブログやツイッターは新聞の敵役ではなく共存者になるのではないだろうか。

 紙面は、広告掲載だけではなく、クーポン券なども入れて販促紙にする。この期間に島に来てくれればプレゼント、と島外者への販促も入れる。

 南海日日新聞が、奄美と奄美外を含めた奄美圏紙になる、というイメージだ。



 


 

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