「島言葉を経済活動で守ろう」
これは聞きたかった。「しまくとぅば」シンポ。
継承が課題とされる沖縄や奄美諸島(鹿児島県)の島言葉を、経済活動に結び付けて守っていく方策を探るユニークなシンポジウムが12日、沖縄県浦添市で開かれた。
その中身は、
ウチナーグチ(沖縄の島言葉)の語学講師やラジオ番組DJをしている比嘉光龍さん(40)は「美しい言葉だから残そうという掛け声だけでは守れない。例えば、島言葉の読み書きを教員採用試験の必須科目にすれば、塾や問題集などの需要が生まれる」と提案。
で、驚いたのは、「言語税」という考え方。
「主要言語で書かれた出版物に「言語税」を課し、税収を少数言語の普及に役立てる政策」のこと。欧州で提唱されている政策だそうだが、ということは、日本でいえば、標準語で書かれる本に税金をかけて、その税収をアイヌ語や奄美、沖縄の言葉の普及に役立てるということになるのか。ん~、すごい。でも、理に適っている。
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