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2009/09/01

やっと・やっと・やっと

 11月14日土曜日開催の「奄美と沖縄をつなぐ」イベント。布陣がやっとやっと(ほぼ)決まりました。

 「奄美と沖縄をつなぐ」イベントの現在進行形

 ここまで延びるとは思ってもみませんでした。難航したわけではなく、ひとえにぼくの奄美・沖縄ネットワークが貧困なために、しかるべき出会いに時間がかかってしまったのです。でも、お待たせした分、とても豪華な顔ぶれになっています。

 今後、さらに詳しくご案内していきますので、どうぞよろしくお願いします。


◆1.パネル・ディスカッション 16:00-17:30

琉球弧の島々を歴史や想いでつなぐ
・奄美と沖縄を隔てているものを、改めてつなぐためにどのような糸口があるのか、その可能性を奄美と沖縄の双方の視点から掘り起こします。

上里隆史 『目からウロコの琉球・沖縄史』著者、早稲田大琉球・沖縄研究所客員研究員。blog:「目からウロコの琉球・沖縄史」
圓山和昭 「奄美の家日記」主宰。blog:「奄美の家日記」
喜山荘一 『奄美自立論』著者。blog:「与論島クオリア」
藤木勇人 うちな~噺家。blog:「世果報」


◆2.シマウタ・コンサート 17:45-19:00

琉球弧の島々をシマウタでつなぐ
・ウタは島伝いに海を渡り、シマの生活に根付きます。琉球弧のなかので同名異曲や異名同曲、ウタの変化を見、つながりを 発見します。おなじみのシマウタの思いがけない表情が浮かび上がります。

噺(はなし)と進行  藤木勇人

【出演者】
徳原大和(奄美大島)
内山五織、HiRo( 徳之島)
持田明美、マタハリダンサー ズほか(沖永良部島)
中山青海(与論島)
熊倉直樹&知念京美(沖縄島)
八重山芸能集団「結~ゆい~」、新城亘(八重山)

【演目(予定)】
1.与論小唄系
・十九の春(沖縄)、ジュリグワ小唄(沖縄)、与論小唄(与論)、ラッパ節(沖縄)、スーちゃん節(兵隊ソング)
2.行きゅんにゃかな系
・行きゅんにゃかな(奄美)、取ったん金ぐわ(徳之島)、武雄と浪子(永良部)、トゥータンカニー(沖縄)、石川小唄(沖縄)
3.稲しり節系
・奄美の稲しり節、徳之島の稲しり節、沖永良部の稲しり節、八重山のシシャーマ節
4.畦越え(ハイヤセンスル)系
・竹富島のじっちゅ、宮古・川満の笠踊り、沖永良部の奴踊り、徳之島の畦越え、沖縄の唐船どーい(カチャーシー)
5.六調
・奄美六調、徳之島六調、八重山六調


 ○前売券:¥3,500
 ○当日券:¥4,000

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コメント

こんにちは。調べものをしていて、流れつきました。
とても興味深いブログですね。久しぶりに読み応えがありました。

私は宮古出身なのですが、今回は宮古に関するのものは加えられているのでしょうか?
こういった琉球と呼ばれるイベントにいつも宮古の名前がなく少し寂しい思いをしております。

また何かお手伝いできることがあれば、宮古も加えていただければとも思っています。突然にすみません。

投稿: 3892 | 2009/09/08 11:09

3892さん

コメントありがとうございます。
宮古は、「川満の笠踊り」を予定しています。唄者を探しているところです。

> こういった琉球と呼ばれるイベントにいつも宮古の名前がなく少し寂しい思いをしております。

お気持ち、よく分かります。

投稿: 喜山 | 2009/09/09 07:13

ごめんなさい。ちゃんと読んでなかったですね、私。お願いもありますので、改めてメール致しますね。よろしくお願い致します。

投稿: 3892 | 2009/09/09 12:25

3892さん

いえいえ、唄者を探しているところだったので、明記していなかったのです。ごめんなさい。

投稿: 喜山 | 2009/09/10 14:54

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 11月14日(土)に東京で開催されるイベント『奄美と沖縄をつなぐ』は、鹿児島県の行政区にある与論島と沖縄本島の間に存在する境界線(県境)で隔絶された琉球弧のグラデーションを滑らかにする試みだ。  そのイベントの中心になっている人物が境界線の最前線に位置する... [続きを読む]

受信: 2009/09/05 22:08

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