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2009/07/29

ふわふわボール

 一年半ぶりだろうか、同姓三人衆の再会。子どものころ、隣り同士で遊んだ、幼馴染であり親戚でありだから、ほぼ兄弟だった。イエロー・ジジイに続いて、話はいきおい長男・次男談義。お隣りの次男は、小学校のころから、美味しいものを作るのが好きで、夢中でやり続けてきた。途中、成績がよくなりかけると、大変だ、成績がこれ以上あがったら兄ちゃんみたいに大変になる、と、成績を上げない芸当をしても、好きなことを続け。いまは鹿児島で人気の店を構えているのだから、貫いたってこと。すごい。

 親が子に託す想いが身に染みている長男にはできない芸当だ。お隣りの長男は、やっかみ半分?、長男同士にしかできない会話があるんだといい、ぼくも多いに頷くが、弟君は一向に羨ましそうにない。ま、それはそうかも(苦笑)。

 あれから三十数年、年齢だけは大人になった。でも、これからどうやって、与論の、あの宇和寺にオープンなサンクチュアリをつくれるのか、そんな話題ができるのは、代えがたい嬉しさだ。

 お隣りの弟君とぼくの弟は、たぶん新聞紙を丸めてテープをぐるぐる巻きにして、ふわふわボールといって、キャッチボールや野球をしたそうな。石垣の門に、シークァーサーやミカンやガジュマルやクロトンが生い茂るなか、ふわふわボールが舞って、それを打って、草むらに入って探してまた遊んで。その様子はありありと思い浮かべることができる。

 再会の晩いらい、「ふわふわボール」が頭を過ぎる。ぼくは、直球しか投げられないと、ときに言われたりする。確かにそんなところはあり。ふわふわボールの軌道は、ゆらゆら揺れながら予測できない。オオゴマダラの舞いみたいに。それは、与論ぽい。ふわふわボールのような人生の軌道を描いてみたい、と長男の憧れみたいに思う。

 長男同士にしかできない会話も、他では得られない濃密な慰安なんだけど(笑)。


(本文とは関係ないけど、今日、飲んだ珈琲。おいしそうなカップだ。恵比寿にて)

Segafredo

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