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2009/03/21

奄美藩?

 日にちを間違えて、「あまん夕」に行きそびれている。 仕方ない。せめて奄美考。

 「経済危機克服のための有識者会合」で、中谷巌さんは「廃県置藩」を強調。

「廃県置藩」を強調したのは、中谷巌・三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長。中央省庁の機能や官僚を各藩に分散して地方分権を徹底し、本格的な地域おこしにつなげたい考えだ。(経済危機克服へ「廃県置藩」 民間エコノミストらが秘策提言

 日本社会の“健全性”回復のための 2つの提案(pdf)

 藩、という言葉には先入見でいい印象がない。けれど、全国を三百の藩に、ひとつの藩は四十万人の人口が目標、とあると、ちょっと足を止めたくなる。奄美藩、という発想が思い浮かぶから。

 道州制と言われると、浮足立って、奄美はどうなるのか心配になってしまう。沖縄は沖縄だけの単独州を志向するという声が聞こえてくる。すると、奄美は意思表示なく進めば九州(道)の端っこになってしまうか、分裂するかしかないのではないか。そう思うと、元気の出る像を思い描けない。しかし、ゆいまーる琉球自治の松島さんに、道州制自体は国の案であって、琉球にとってメリットがあるかどうかは吟味する必要があると指摘されると、そうだなと、うかうかと道州制の土俵で考えてしまっていたのを反省したことがあった(「沖縄道州制案の問題性」)。

 また、姫路の方は、道州制になって下関と北九州が分離するのはメリットはないと書いていて(「廃県置藩か道州制か」)、なるほど境界的不合理を感じるのは、与論、奄美だけではないのに気づく。

 しかし藩なら視点をミクロ化できる。薩摩藩なら、No Way!だが、奄美藩なら。奄美藩、ということなら、奄美として沖縄と鹿児島の交流拠点を担うことはできる。奄美の独立性を打ち出すこともできる。でも現在の12万人の集積では藩を形成するのは難しい。そうなったら、奄美の自治のための、奄美に帰ろう運動が必要になるだろうか。などと、「廃県置藩」からはそんな連想が過ぎる。



 

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