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2009/03/15

ウインドサーフィンの道の島

 ウインドサーファーの中里さんは、そんなこと全く思っていないだろうし、こう解釈されるのはひょっとしたら困ることでもあるかもしれない。けれど、一個人の視点ということで許してもらいたい。どうしても一回はそう感じてしまうのだ。

 ウインドサーフィンで桜島→沖縄へ

 四世紀前、薩摩は奄美の島々沿いに軍船を走らせ、征服していった。そして征服者はほどなくして、琉球の最大拠点である沖縄島に行くまでの道すがらにあるというように、奄美を「道之島」と呼ぶようになる。そこで、「道之島」という呼称には征服者による軽んじられたニュアンスがつきまとってきた。

 「道之島」のそんなニュアンスが解消されるにはどうしたらいいのか。

 思い浮かぶひとつは、大和から沖縄島に行くまでの道のりが辿り直されなければならない。軍船とは異なるものによって、しかも軍船より遅く。そしてできたら、征服の過程など何も知らない人たちによって担われるのがいい。軍船による征服のプロセスとは全く異なる、そしてそれよりも深くプロセスを味わうことによって、珊瑚礁に座礁した船が大波によって再び、航海に戻るように、 「道之島」の含意が自由になる。そんなプランだ。

 そしてこんな想念を持つと、四世紀後の同じ時に、ウインドサーフィンで奄美を辿るという中里さんの試みは、うってつけの行為に見えてくる。そう見えてしまうのをどうしようもない。

 中里さんは、口之島、諏訪之瀬島、宝島、奄美大島、加計呂麻島、徳之島、与論島を辿って3月末に辺戸岬に着く予定だという。奄美がウインドサーフィン道の島として浮かび上がる。どうぞ、無事に沖縄島に到着してください。


 そういえば、与論はサーファーにとっては格好の海なんだそうだ。


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