『めがね』の次
「この世界のどこかにある南の海辺」というこの上ない他者像をもらった与論島は、これからそれに対応する自己像をつくってゆくのだけれど、主演の小林聡美は、もう『めがね』の次に歩みを進めたようです。
小林聡美の癒し映画 感動のタイ作…人気作「かもめ食堂」「めがね」に続く
監督は荻上さんではないが、スタッフは同じ。あの世界観がまた繰り広げられるんだろう。
フィンランドの食堂が舞台の「かもめ食堂」(06年)は、東京と横浜の2館だけの上映からクチコミで人気が広がり、全国公開となり、興収5億8000万円のスマッシュヒット。翌07年公開の「めがね」は鹿児島・与論島での物語で、こちらも興収5億2000万円を記録。ゆったりした雰囲気の中で描かれる人々の生き方が共感を呼んだ。
こう見ると、『めがね』も健闘してますね。やっぱり与論人(ゆんぬんちゅ)としては、そうあってほしいと思います。
「忙しくない感じ。気持ちがスッキリして余裕ができるし、撮影の現場でもそういう雰囲気」
『めがね』の姉妹映画と思えば、楽しみです。
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コメント
映画『めがね』を見て,ピント来ました。
やっぱり与論島だったのですね。
私は徳之島出身です。映画に流れる時間を見て
これは!と思いました。
「めがね」関連の記事を幾つか興味深く読ませて
頂きました。また遊びに来ます。
投稿: 清一 | 2011/05/11 02:17