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2009/02/10

『山之口貘―詩とその軌跡』をいただいたこと

 十代の一時期、新宿で当てもなく新聞配達をして暮らしていた頃、専売所のタコ部屋に一緒にいた大学生?の先輩が、ぼくの出身地を知って、くれたのが、仲程昌徳の『山之口貘―詩とその軌跡』だった。

 いわゆる本の虫で、その人の部屋は、四囲が本の山でその谷間に布団が敷いてあった。本をこよなく大切にして、指先でページの端だけ当たるようにしてそっとめくるので、本がちっとも傷まない。おまけに新聞書評の切り抜きも挟んであった。

 ぼくはこの本で、山之口獏の存在を知り、詩「会話」やそのいきさつを知った。本も書評も、いまも函つきで手元にある。

 仲程昌徳教授の退官ニュースとは全く関係ないが、その本をくれた、当時、確かカンブリアという名の読書会を開いていたKさんを思い出した。お元気だろうか。

 [魚眼レンズ]赤嶺守琉球大学教授



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