沖縄で歩む「音楽の道」/川畑アキラ
川畑アキラの記事です。
デビュー前は洋楽志向。しかし、都会生活を送るある日、与論島から祖父母が訪ねてきた。祖父の三線に合わせ「てぃんさぐぬ花」を歌う祖母。じわりと胸に響いた。幼いころのうたげの席。三線の音色の〝記憶〟が呼び起こされた。二十四歳の時だった。
こういうことがあるから音楽は不思議だ。ぼくもりんけんバンドのライブを初めて聞いた時、血が騒ぐのを感じた。元ちとせの音楽は、魂が慰められる感じで何度も何度も聞いた。
「奄美と沖縄は『兄弟島』。そのことを深く理解して沖縄音楽に対する『片思い』を、ここで相思相愛にしたい。沖縄の民謡が大好きだったじいさんも、それを願っていると思う」
がんばってほしいものだ。
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