« 与論ミーティング at 新橋 | トップページ | 「沖の島」七つ »

2009/01/30

古宇利島は究極の「沖の島」か!?

 一昨年、古宇利島の方音は、「フイ・フイジマ」、「クイ・クイジマ」なのを知った。「向こうの向こうの島」という意味であるらしいことも分かったが、これはひょっとして、これも、波照間系の地名ではないだろうか。

 古宇利島がウチナーグチで「フイ・フイジマ」「クイ・クイジマ」などと呼ばれていることを知った。フイやクイは「越えた」のウチナーグチということであった。(『海と島の思想』 (野本三吉)

 例によって、「沖の島」の本源地である波照間(ぱてぃるま)から始める。

patiruma

> pitiruma(a>i 同一行内の転訛)

> piiruma(母音に挟まれた t の脱落)

> pii(母音に挟まれた r の脱落、語中の m の脱落、それに伴う母音の脱落)

> pi: > fi: > kui

 南が、「pai > pe: > fe:」と変化する音の近くに、「fe:」と同一になるのを避けるように、「fi:」ができた。それは、「patiruma」の縮退形としては極限の言葉だろう。けれど、何か、「fe:」というこれも極限の言葉が、「南」となるように、「fi:」という極限型を採りうるということに、「沖の島」という地名の普遍性を見るような気がする。そういうところに、この地名の信憑性を見たくなる。もちろん、信憑の第一は、「古宇利島」のたたずまいが、屋我地という沖にある島のさらに沖にあり、「沖の沖の島」というにふさわしいことだ。


|

« 与論ミーティング at 新橋 | トップページ | 「沖の島」七つ »

コメント

全然関係ない内容なのですが。。。

今日、今までお世話になっていた方が、与論島出身者と知って、興味を持ち、お邪魔させていただきました!
生まれてこのかた、関東在住なので、南の島のことは全く知識がないのですが、このページを見て、その方のなんとも言えない、優しくて安心できる雰囲気は与論島に育まれたものなのかなと思いました。
わたしは、社会に過剰適応した末、体調すら崩して今も挌闘中です。きっと、この島には、そんなことはないのかなぁ~と、故郷のないわたしにはうらやましくて仕方がありません。
与論だけの“あの感じ”というキャッチコピー、素敵です(*^_^*)
規模は違いますが、わたしも植物にかかわる仕事をしてたので、植物や土、それが合わさった自然のなんとも言えない雰囲気(?)、”あの感じ”を感じる時に、大地に抱かれているような、幸せな気持ちになります。
いつか、行ってみたいな☆
プロフィールのフォト、壁紙にさせていただきます!
また、お邪魔させて下さい。


投稿: kemo | 2009/01/30 22:14

kemoさん

はじめまして。その方の雰囲気は与論ぽいんじゃないかと思います。きっと。

kemoさん、早く体調よくなるといいですね。元気になられたら、与論へ行ってやってください。もっと元気になると思います。

投稿: 喜山 | 2009/02/01 18:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87956/43885687

この記事へのトラックバック一覧です: 古宇利島は究極の「沖の島」か!?:

« 与論ミーティング at 新橋 | トップページ | 「沖の島」七つ »