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2008/12/14

「『琉球民族』は先住民族」をめぐる反応

 「琉球民族」の意味不明確 国連人権委勧告

10月30日にジュネーブで開かれた国連人権委員会が「琉球民族」を先住民族と公式に認め、文化遺産などの保護促進を講じるよう日本政府に勧告したことについて、政府は12日までに「『琉球民族』の意味するところが必ずしも明らかでない」との認識を示した

 という記事。

 日本民族が厳密には存在しないのと同じ意味でいえば、琉球民族も存在しない。しかし、アイヌと同じく国家として日本に対して、琉球がより深い時間の根拠を持っているのは自明だと思う。にもかかわらず、奄美・沖縄の琉球は、自分を無理やり日本の枠内に押し込めようとしてきた。政府のこの答弁は、そのことにつけいっているようにみえる。


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コメント

キターーー(・∀・)ーーー!

まだ決定ではないけれどこれだけでも十分嬉しいw

タイムマシーンがあったら子供時代の自分にこの記事を見せ付けてやりたい……

投稿: 琉邦 | 2008/12/15 00:18

琉邦さん

やっぱり琉邦さんにも意味あるニュースなんですね。たとえば、琉邦さんの島の同級生はどんな反応をすると思いますか?

投稿: 喜山 | 2008/12/15 21:44

島で育った同級生の多くは少数民族だという意識は少ないのではないかと思います。

ただ、やはり本土に出ると違和感を感じている人がほとんどです。

反応としては、その違和感の答えを求めて来るのではないかと思います。

私はこの問題を友達に教えるべきかいつも迷います。変に意識させてしまうのも悪いんじゃないかと思ってしまって。

つい喜んでしまいましたが、琉球にとって大事なのは先住民族と認められるかどうかというより
琉球の歴史をきちんと日本人(琉球人含む)に教える必要があると思います。

琉球人自身の劣等感や日本人からの偏見などは全て歴史を知らない、失ってしまったが為に生まれているのではないかと思います。

先住民族と認められる事によって、歴史を取り戻す布石になるんじゃないか、という意味で私はこのニュースを喜んでいます。

投稿: 琉邦 | 2008/12/16 09:43

琉那さん

コメントありがとうございます。
ぼくも、同級生に伝えた場合、きょとんとされるだろうと思っています。

ぼくもこの報を聞いたときは、嬉しいのと驚いたのと戸惑ったのとでした。
「民族」という概念は厳密には定義できないと思っています。
「日本民族」と言われても困る、と。
同じようにいえば「琉球民族」もない、になります。

けれど、日本より深い時間を琉球は持っているのだから、
そこに何があるのか、もっと明らかにしたいし誇るべきだと思います。
そういう意味で、ぼくも「先住民族」云々の議論が、
そういう気づきにつながればいいなと思っています。

奄美は復帰のときに、大和民族と自分たちを位置づけて復帰運動しました。
それは明らかな自己欺瞞なのだから、訂正しなきゃいけないと思っています。
そうしないと、たとえばですが、沖縄の人たちが
この報を契機に「琉球民族」としての自覚を強めたとして、
奄美が「大和民族」と自称したとしたら、
奄美までが大和になり、沖縄からが琉球になりますが、
こんな漫画はないでしょう。

「歴史を取り戻す」のに、奄美へも琉球という呼びかけをしたいと思う昨今です。

投稿: 喜山 | 2008/12/16 11:06

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