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2008/12/09

奄美の島々・「道之島」流線

 奄美の島々。意味は特にありません。島々の流れを感受したくて、です。

Map


























 この図も意味を聞いてくださいますな。ただ、つながってる感を味わいたくて、です。「道之島」流線です。

Michinoshimaflow


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コメント

 この島影とラインからは、『おもろさうし(巻13-123)』を連想しますね。
 ご存知な方も改めて読んでみてはどうでしょうか。
 以下の「うちいではさはしきうが節」は、薩摩侵攻以後の編纂と考えられます。

*** きこえおしかさ とよむおしかさ やうら おちへ つかい(名高く鳴り轟く喜界のオシカサ様が穏やかに船を走らせる)

 ききやのうきしま ききやのもいしま (喜界の浮島、喜界の盛り島)

 うきしまにかから ひるかさりきやち (喜界から辺留笠利へ)

 ひるらさりから なかせとうちきやち (辺留笠利から中瀬戸内へ)

 なかせとうちから かねのしまかち (中瀬戸内から徳之島へ)

 かねのしまから せりよさにかち (徳之島から沖永良部へ)

 せりゆさにから かゑふたにかち (沖永良部から与論へ)

 かゑふたにから あすもりにかち (与論から辺戸の聖地へ)

 あすもりにから かなひやぶにかち (聖地アスモリから今帰仁の聖地へ)

 かなひやぶにかち なはどまりかち (聖地カナヒヤブから那覇泊へ)***

投稿: 琉球松 | 2008/12/11 11:10

琉球松さん

ひらがなの筆写ありがとうございます。

声に出して読んでみると、「かち」は与論の「かてぃ」のことだと気づきました。遅い気づきですが、発見気分です。


投稿: 喜山 | 2008/12/12 16:34

 「~へ」を意味する「カチ」は、沖縄島ではすでに死語ですが、与論には「かてぃ」として残っているんですね。

 多くの研究者が "『おもろさうし』の解読には奄美出身者の参加が望ましい"。。。との提案の意味がよくわかりますね。

投稿: 琉球松 | 2008/12/16 22:40

琉球松さん

> 『おもろさうし』の解読には奄美出身者の参加が望ましい

これは初耳でした。ぼくの与論言葉力は4割くらいだと思いますが、でも地名の意味を探ろうと思うときなど、その言葉をぶつぶつ呟いていると、思いがけず、分かる(気になる)ことがあってびっくりしたりします。


投稿: 喜山 | 2008/12/18 08:47

 奄美と『おもろさうし』の関係は、外間守善先生によると、「沖縄・奄美の島々に伝わる古謡ウムイを、首里王府が16世紀から17世紀にかけて採録、形式を整えて編集した歌謡集『おもろさうし上(岩波文庫)2004』より。
 また、崎間敏勝さんは著書『「おもろ語」の周辺(琉球文化歴史研究所)1992』で「徳之島わらべ歌」と「大和村の手まり歌」を引用して、以下のように書いています。
*** 「おもろ語」としての「あまみ語」で最初に指摘したいのは方向を示す「かち」である。(略)
  あちゃや てぃんかちどお
  かなぐぇーかなぐぇー
  とぅびぎん まいぎん しこすきぃよお
  かなぐぇーかなぐぇー (徳之島わらべ歌)
 奄美の歌は沖縄語と共通することばが多くゆっくり読めば大意をつかむことができるが田畑(田畑英勝)氏の訳は「明日は、天に帰る日だよ。坊や坊。飛び着、舞い着、準備しておけよ、坊よ坊。」となっている。「てぃんかち」は「天に」である。
 「かち」はまた大和村の手まり歌では「針先くわぬ、折れぃれぃばや、鍛冶屋かち頼んまんな・・・」のように「鍛冶屋に」の意味にも用いられる。このように「かち」は沖縄語にはない奄美方言で「おもろ」に残ったものである。***

投稿: 琉球松 | 2008/12/19 21:49

琉球松さん

「かてぃ」にそんな奥行きがあるとは知りませんでした。ありがとうございます。

「ゆっくり読めば大意がつかめる」のは本当そうですね。

投稿: 喜山 | 2008/12/23 15:07

おもしろいですね。
喜界島でも,「~へ」は「かち」と言いますよ。
おもろそうしに出る言葉が,現在も使われているとは,
おもろそうしに対する愛着が,本当にわいてきますね。

投稿: shimanchu | 2008/12/26 22:49

shimanchuさん

遅くなりました。喜界でもそういいますか。つながってますね。(^^)

ぼくも遅ればせながら、「おもろ」をちゃんと読んでみようと思い出しているところです。

投稿: 喜山 | 2008/12/29 17:25

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