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2008/12/31

与論は「限界集落」同様、という見通し

 与論は、これから四半世紀後の2035年には、限界集落と同様の見通しという記事だ。

 35年推計 鹿県、全45市町村人口減/厚労省研

 「限界集落」というのは、

「65歳以上の人口が半数をこえて高齢化が進み、集落としての機能維持が限界に達している集落」

 という定義は、前に見たことがある。

 「限界集落と自然限界」

 人口は、いまの60%台とあるから、与論の人口は3000人台で、65歳以上が過半数になると推計されているわけだ。なかでも与論の65歳以上比率は筆頭になっている。

 こうした予測は、占いではなく、現状のまま進むとそうなるという予測として受け止めないと変なことになる。ところで、25年後、仮にぼくが与論にいるとしたら、その限界集落の定義に当てはまっている。だが、いまもすでにそうであるように、そのときの65歳なんてとても若いだろう。いや言いたいのそういうことではなく、「限界集落」はシマ再生産不能状態を言っているのだろうから、そのことを考えなければならない。

 とはいえ、いまいま何か憂えるのは早計だと思う。そんな先のことより目先のことが深刻なのだから。四半世紀後、きっと与論は自適さ、と考えておくより仕方ない。年の瀬に深刻げな報道をわざわざしなければいいのに、と思う。


 

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