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2008/10/16

松山光秀の遺稿集、刊行委員を募っています

 今年のはじめ、徳之島の民俗研究家の松山光秀さんが亡くなったのを、「奄美諸島史の憂鬱」で知り、残念だったが、その松山さんの遺稿集を刊行する動きがあると知り、嬉しくなった。

 ぼくは松山さんの「コーラル文化論」に共感し、できればその後の一枝葉を展開したいと思っている。でも、思いばかりで果たせないでるが、その前に、松山さんが『徳之島の民俗』のあとに書きついでこられたものを読めるなんて嬉しい。久しぶりの恵みの雨、慈雨だ。


 南海日日新聞によれば、遺稿集発刊にあたって会費を募集している。
 会費2500円で、でも会費を払うと、遺稿集が贈呈されると書いている。え?遺稿集の定価は3000円というのに?

 あまりに良心的。定価でよいのではと思うのだが、お言葉に甘えよう。

 賛同者は、10月31日までに徳之島研究会会長の本田碩孝さんに会費2500円を送金してください、と記事にはあります。

 TEL:099-272-1122
 送金先:郵便振替、本田碩孝 02090-9-10856
 郵便通帳振替希望17830番号1501551


発起人 下野敏見・山下欣一・小川学夫・三上絢子・本田碩孝


松山光秀遺稿集 『徳之島の民俗文化』

目次

Ⅰ シマの諸相

1.ヤマト文化圏と琉球文化圏
2.奄美文化の中の水稲(いね)と甘藷(きび)
3.シマ(集落)のコスモロジー ・・・奄美徳之島・徳和瀬の事例
4.徳和瀬(徳之島町)の民俗社会
5.ハマオリ儀礼の基本構造と夏目踊りー徳之島町徳和瀬・・・
6.神之嶺校区の伝承文化の諸相
7.「井之川根性」について思うこと

Ⅱ しまぐち・ことわざ・民謡

8.シマグチと私
9.シマの諺にみる「魂」の系譜
10.シマのことわざにみる〈愛〉のかたち
11.シマのことわざ五十選
12.シマの古謡十番口説にみる生命の賛歌
13.日本書紀の「諷歌・倒歌」と徳之島の歌謡
14.徳之島の口説について
15.奄美島歌の伝播と変容 ちょうきく節の事例を通して
16.徳之島の毬つき唄 「アーガヤ ガマクラ」について
17.徳之島の歌者 實寿當翁のこと

Ⅲ 余滴

18.追憶 ある祈りの風景
19.シュクが寄って来なくなった
20.碑文 亀津ナガハマ
21.名城秀時のプロフィール
22.郷土作家 前田長英の生涯
23.コラム「南点」
 琉球文化圏はコーラル文化圏
 サカ歌との出会い
 徳之島の水稲文化
 シマのことわざにみる愛のかたち
 島の古謡にみる死生観五行十干カマドマオロ
 芭蕉布の民俗
 ハブにかまれた話
 徳之島の田植え歌
 徳之島の花暦
 不思議な島
 仏教の定着できなかった島



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