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2008/07/26

サンゴ祭、晴れるといいですね

 町役場のウェブサイトを覗いたら、ヨロンサンゴ祭りのプログラムが載ってた。

 第38回 サンゴ祭プログラム

 見ると、今年は、小野綾子さん、川畑アキラさんの出演が予定されています。たしか去年は、雨で延期の1日開催になってましたよね。今年は晴れて、全プログラムできるといいですね。

◇◆◇

 小野さんは「たましいの島」をきっと歌うんでしょう。

 「たましいの島」は、「はるか日本の南」、「はるか南の島」とその方位が語られる。「日本の」と場所を想定する言葉も盛り込まれているけれど、「南」と、どちらかといえば、『めがね』と同じように、あいまいに言われているだけだ。

 そのあいまいさは、言葉と音楽にしても、「不思議な言葉と唄があるという」と、あいまいなままに置かれている。そしてそれはこの詞のよさだと思う。ここが「琉球」の言葉と唄と説明的になったら、先のあいまいさはむしろ損なわれてしまうだろう。

 では、あいまいなままの紹介に終始するかといえば、そうではなく、「誰もがみんな自分の家で死ねる島があるという」というフレーズは、強烈な自己主張を放っている。ここは、作者ももっとも強調したかったところに違いない。それが「たましいの島」というタイトルにもつながっているものだ。

 まるで理想郷じゃないかと思えるような島の紹介だ。

 改めてみると、これは映画『めがね』に先立つ、優れた与論島の紹介文だと思う。

 歌『たましいの島』のための映像も、その何もなさが、ああ与論だと思わせてくれる。この映像もいい。


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コメント

ひさしぶりに曲を聴きました。
「畳の上で死にたい」を調査研究し与論島を題材にした論文が評価され名古屋大学で文学の博士号をとった近藤功行さんもこの原歌を取り上げていました。
 お墓に関する調査や葬儀のことなど、また「余命」の論文などに関しても(与論の島に宿る「魂」が感じられて)話が尽きない方です。
 火葬場ができてから、葬儀の方法も変わりつつあり、私の父の葬儀もまた、意識して変えてみました。
 変わらずに残したい部分と、変えていきたい慣習があるのも確かです。
 あったらいいね・・・、晴れるといいね・・・。

投稿: awa | 2008/07/27 04:37

awaさん

> 変わらずに残したい部分と、変えていきたい慣習があるのも確かです。

しょんし。残し方が大切だなあと思います。
土葬も、そう望む家族があったら残せるようになっていたらいいなと。

投稿: 喜山 | 2008/07/27 23:19

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