あんまぁで与論話
最近、与論話に飢えている。盛窪さんはチヌマンダイを再開させていないし、ぼくもすぐに行けるわけではない。島の話を聞きたい、したい。
それだから、「奄美の家」で与論20年通いの勝司さんのお話が聞けるのは嬉しかった。勝司さん、なにしろ携帯の待ち受け画面がなんと茶花海岸の夕陽である。それをみせてもらうだけで、いちゃれるというもの。
で、昨日は同姓のやかと、やんばる料理あんまぁで与論話。なにしろ、ぱらじで昔のお隣のよしみ。与論のなかでも宇和寺というかなりローカルなスポットの話で盛り上がれる。盛り上がるといっても二人でひっそりとするだけ。それがいい。小さな声で与論話。
隣では、男二人が三線で沖縄民謡の練習。安里屋ユンタ、島育ち、ちんぬくじゅーしー・・どういうわけだが、ぼくたちがリクエストしたいような曲たちのオンパレードで、何とも言えない気分に。
小さい頃、宇和寺で与論の空気を吸っていたあの頃が最高だったね、あのときに全部、味わってたんだよね、あのときの経験があるから、統計的論理に対して、そうでもないけどと言えるんだよね、昔の宇和寺を復活させたいね、与論で会いたいね、長男は不自由だね、などととりとめもなく話し続けた。途中から店内は、サッカーの対タイ戦で盛り上がっていたしぼくたちも2点のゴールを目撃できたが、それはあくまで脇役。メインはあくまで与論話。やかの専門は心療内科。その核に与論の論理が埋め込まれているなんていいじゃない、と思える。それってすごいことだ。いつか、与論に寄与できるといいね。などと思いつつ。
あんまぁの懐かしい味に舌鼓しながら、泡盛のボトルを空けた楽しく憩える夜だった。
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コメント
クオリアさん
こういう話だとジンと来ますね
東京はチャンプルー的なところなのですから
ユンヌ言葉を普通の声で話していいと思います
アサドヤユンタは八重山であるし、島育ちは
奄美大島で・・・貴方の論調のベース(?)に
ある広義に考えて沖縄民謡ではなく琉球民謡だ
と云ったほうが近い気がします
多分、曲調が似ているということでしょうね
モリクブさんのことが出たので、私も母方の
兄弟姉妹の最後の伯母がなくなったばかりなの
に帰郷できず残念な日々ですが、イッチャーシ
ララダナヨの状態でした
盛窪さんも、まだ時間が必要かと思います
私の云いたかったのは、最初の一行です
タンディ ドーカデール
投稿: サッちゃん | 2008/06/15 22:14
サッちゃんさん
盛窪さんの復活、静かにお待ちしたいと思います。
わたしも父の一周忌が近づいてきました。
コメント、とおとぅがなし。
投稿: 喜山 | 2008/06/16 08:56