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2008/05/24

「不易流行」

 誘われるように、再び七島灘を越えて南島の住人となっている。独自の光・風・空気に溢れている徳之島。伐採されたキビを積んだトラック、「春一番」 のじゃがいもの出荷に追われる島、「牛なぐさみ」と呼ばれた伝統ある闘牛が薄暮の径を手綱を引かれて通る徳之島は堂々として活力に溢れている。そうした領域の奥に潜む幾多の島の稟質が鮮やかに光放っていることに気づかされた時、表現する言葉を失い、奥深い島に立ち入ることを拒絶されたようで、胸を打つ瞬間を味わう。(『それぞれの奄美論・50』

 このなかでもっとも徳之島らしいのは闘牛だろうか。徳之島といえば、躍動する生命だ。島唄でいえば、ワイド節がそうだと思う。復刻した映画『エラブの海』(「『エラブの海』-奄美アマルガムのエロス化」)では、1960年頃の映像で見せてくれた。そういえば少し前に、小泉純一郎が沖縄を訪問したとき、「ワイド、ワイド」と叫んでいたのは、これのことじゃないか。それから、「夜ネヤ、島ンチュ、リスペクチュッ!! in 東京」では、ハシケンさんがワイド節を披露していたが、あのアレンジはロックだった。そうか、奄美のロックといえば、徳之島なんだ。

 すると、奄美のブルースは奄美大島。奄美のボサノバは沖永良部島、奄美の歌謡曲は与論島。喜界島は、何だろう? そもそも合ってるだろうか。(^^;)


「不易流行」田ノ上淑子




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コメント

 クオリアさん

 与論の唄は、アシビ唄がすぐれものだから、つまり
流行歌なのだということなのでしょうね

 ユンヌ言葉(フトゥバ)や唄は、幅もあれば奥も深
し、やればやるほど面白いし楽しいものですね
まだまだ暇々に嗜む状態なので、よければもっと時間
をさいて楽しみたいものです

投稿: サッちゃん | 2008/05/25 01:16

サッちゃんさん

本当ですね。もっと知りたいです。
先日、沖永良部島の方の歌を聞く機会があったのですが、与論の島唄の歌い手が増えるといいなぁとつくづく思いました。

投稿: 喜山 | 2008/05/26 11:30

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