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2008/05/28

まぎれもなく琉球

 琉球新報の記事から。

町花はハイビスカスで、町木はガジュマルとクロキ。青い海と白い砂浜、そしてサトウキビ畑。紛れもなく沖縄の風景だ。「やんばるは一つ」が合言葉の第18回やんばる駅伝大会で、鹿児島県の与論町を初めて訪れた

 ここ、「紛れもなく琉球弧の風景だ」と書いてくれたらもっとしっくりくる、と思う。もしくは、「まぎれもなく、琉球」。
 「やんばるは一つ」、なんですね。ぼくは先日、これを「やんばるはーつ」と読んでしまった。でも、与論は森じゃないし、やんばる・はーつ(Yanbaru Hearts)も捨てたものじゃないかも。

▼奄美諸島最南端の島だが、辺戸岬まで約25キロと伊平屋島よりも沖縄本島に近い。北山王の三男の築城とされる与論城跡からは沖縄本島がくっきりと、伊平屋島がうっすらと見えた
▼奄美諸島は琉球王国の勢力下にあったが、島津侵攻後、与論以北が薩摩藩に編入された。戦後、沖縄と同様に米軍統治下に置かれ、1953年に本土復帰したが、与論と沖永良部の2島は返還から切り離される動きもあったという
▼伊平屋、伊是名、伊江、与論の4島持ち回りで開かれるやんばる駅伝は、地域間交流と離島活性化が最大の目的だが、大会や懇親会を通じて奄美関係者の沖縄への熱い思いがひしひしと伝わった

 沖永良部と与論の方が語ったんですね、きっと。

▼パナウル王国国王こと南政吾与論町長は「与論と沖永良部は沖縄を親島と考えている」と強調。自然風土だけでなく、言葉や文化、歴史が重なる「ウヤファーフジ(祖先)の島」との思いがある。ちなみにパナは花、ウルはサンゴの意味

 国王。国王はもっと王国出身者の想いと王国の高い発信力を知ってください。ふるさと納税を県頼みしている場合ではない、と思う。

▼県内には奄美出身者も数多い。道州制論議では「沖縄は単独州」との意見が大勢だが、奄美を含めた「琉球道」の議論がもっとあってもいい。(「金口木舌」琉球新報)

 沖縄にとっても奄美は盲点。両者はもっと対話しなきゃ。


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