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2008/04/13

そりゃ九州でしょうという声と沖縄のほうがという声と

 道州制について、奄美は琉球と九州を選ぶとしたら、どちらに入るべきと思いますか?と、「奄美の家」の圓山さんに聞いたことがあります。で、先日、「奄美の家」にお邪魔したとき、同世代の人に聞いてみたと、圓山さん。

 「やっぱりそれは九州でしょう。だって沖縄って言われても何も知らないよね」

 と、こういう回答だったそうです。
 奄美大島の若い世代は、沖縄のことを知らないという。そのこと自体、とても情けなくなるのですが、これは珍しくない声だと思います。

 もうひとつ。
 二週間ほど前、弟と新宿の「奄美 まれまれ」に行ったときのこと。
 夜も更けてきたところで、隣のテーブルの若者たちに声をかけられました。二十代の大島の男の子二人と出身者ではない女の子二人の四人連れ。男の子のひとりが、「大島ですか?」とぼくたちに聞きます。「与論です」と弟が答えます。男の子は親近感ある笑顔をぼくたちに向けた後、女の子を向いて、「奄美のなかでも与論は別格だから」と。でもその後どういう脈絡でそんな話になったか分かりませんが、その子たちが、「鹿児島は離島には予算を使わないから、もう沖縄になったほうがいいんじゃないと思ってるのよ」と女の子に話していました。

 予算が来ないからという理由もちょっと物悲しいですが(苦笑)、大島の若い世代でもそういう感じ方があるのを聞けたのは収穫でした。弟は弟で、二十代の若い世代が、奄美の所属について問題意識を持っているに新鮮な驚きを感じていました。ちょっとショックだった、と。

 そりゃ九州でしょうという声と、沖縄のほうがという声と。どちらも奄美大島の若い世代の声です。前者のほうがきっと数は多いんだろうなと想像しますが、それでも、この二重の幅は奄美らしさを物語っているのを確認することができます。

 こんな声をもっと多く、具体的に聞いてみたいものです。



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コメント

 “クオリア荘”さんお疲れ様です!

 そりゃ九州でしょう、沖縄のほうが?
‥‥オモシロいですねぇ

ワタクシM也も、東京に上京の頃(25,6年前)は、
自己紹介などの時に与論は、沖縄県ではなく、
鹿児島県です!と出身地を自己主張したものですが、

ここ最近では、親しい(10年上の飲み)友達も増え
別の方と飲んでいる時でも M也さんは、沖縄の方ですか
といわれても親しい友人達が 与論島出身ですよ、
“よろん島は鹿児島ケンですよ!”と代弁ホローして
くれるデスヨ、ウレシイですヨォこれ本当なんですハイ!

 荘さん、続けて愛読させて頂きます。
では、よろしく 荘(草) 々。

 

投稿: ゆんぬあがさぬM也。 | 2008/04/13 22:04

みつや兄

お久しぶりです。面白いですねぇ。ぼくはやかとは全く逆の反応をしてきました。同じ与論で年齢が近くても違うんですねえ。

みつややかとまた飲みたいです。

投稿: 喜山 | 2008/04/14 21:05

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