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2008/03/01

「アンモニア性窒素がサンゴの生育を妨げる」

 今日の「南海日日新聞」に、サンゴ礁の衰退は、「海水温の上昇だけでなく、家畜排せつ物や生活排水の流出に伴う海域の富栄養化が起因する」と出ています。

 高知大学の四方正孝さんと緒方賢一さんの発表。

窒素の濃度は陸域で最も高く、降雨によって海へ流れる。生活排水や家畜排せつ物が発生源とl考えられ、流出に伴う海域の富栄養化がサンゴに悪影響を与えている。

 「富栄養化」とは、「窒素などの栄養物質が蓄積した状態」を指すという。

 珊瑚礁の衰退については、海面の上昇の他に、排泄物の流出が原因ではないかということは従来から言われていました。今回の発表はそれが調査結果として裏づけを得た形になるでしょうか。

 実はこれは与論島「ウル・プロジェクト」の成果なのです。

 記事は書いています。

サンゴの再生に向けた環境保全対策を進めるためには堆肥センターを有効活用し、家畜排せつ物を適正に処理する必要があると指摘。
全島民共通の環境問題として取り組まなければならない。改善に寄与した場合にメリットを感じられるシステムを作ることが重要だ。

 原因は分からないより分かるほうがいい。何をしなければならないか、はっきりするから。

・堆肥センターを活用すること。(これが活用されているのかされていないのか、されていないとしたらそれはなぜなのか、ぼくは把握していない)

・畜産業者が他職業に就けるようにすること。

 課題は、珊瑚礁の育成が、島人の生活育成につながる必要があるのは言うまでもないと思います。行政の対策に期待します。



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コメント

 クオリアさん

 与論町の口癖みたいな「オンリー・ワン」とは
何のことなのでしょうか?
これだという説明に、出会いません

 ユンヌの島で大切なモノは、チュラサシュル水
とまこと(真実、誠)の心であると・・・
思ってはいましたが。

 このごろ、灌漑用水池が新しくできているよう
したが、島の地下水、濠(アブ)の中はガラガラ
に枯渇していはしないかとスーワーデール

 大学の先生がどう云おうと、島のことはシマン
チュの問題だし、それ以上にわかっているのでは
ないかと思います

 先週は、トウトゥごとで島に帰りました
時代とともに変わってはいますが、ユンヌの島は
ユンヌの島ですから、変わったところはないのと
も思えます
飛行機が飛んでいたり、道路が舗装されていたり
山の真ん中に道路ができていたり・・・
与論だけでなく、どこも同じことです

 羽をむしられた赤とんぼはアブラムシではなく
赤とんぼですし、ユンヌはユンヌだと、つくづく
そう思います


投稿: サッちゃん | 2008/03/01 22:50

サッちゃんさん

どうなろうとユンヌはユンヌ。そうですね。

ぼくはユンヌらしいユンヌと出会いたいと思っています。オンリーワンは町の自称でしょうが、それが何なのか、少しずつ言葉にできそうな気がしています。

少しずつ近づいてまいります。

投稿: 喜山 | 2008/03/01 23:31

サンゴ再生プロジェクトについては、静観させてもらってます。海洋少年から講演会の案内をうけてましたが、
無理に、畜産排泄物に原因を結びつけていやしないかと、懸念するからです。
 一因があるので、堆肥センターの活用が必要です。
サッちゃんさん  先日はお世話になりました。
一人騒ぎしてしまいました。

投稿: わらび | 2008/03/03 05:46

わらびさん

ああ、そういう一面もあるわけですね。
丹念に資料を集めて、慎重に判断しなければいけないですね。

投稿: 喜山 | 2008/03/03 19:33

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