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2008/02/28

亜熱帯と都市

 銀河と夜景の他に、与論と東京が「似ている」と感じたのは、亜熱帯と都市でした。亜熱帯の自然は、緑や赤の原色がはっきりとして、その色が世界を覆っています。浜辺に行けば、圧倒的な白が待っているし、海に行けば圧倒的な蒼が控えています。

 都市は。都市は、コンクリート・ジャングルとも言われてきましたが、ビルの森があります。それは街灯やネオンで街を色づかせています。そして近年では、ビルは透明度が増して映像がよりやわらかく重なって見えます。色彩豊かに世界を覆うところで、余計に似てきたと思わせます。

 それはおしゃれも同じです。都市は都市の映像に対応するように、都市の人々はおしゃれをします。亜熱帯の自然のなかでも、人はアロハのような色彩豊かなおしゃれで、自然に応えます。でもここではもっと以前に、刺青を身体に施していたことや、もっと以前なら身体自体に色を施した時代のことを想定したほうがいいかもしれません。

 亜熱帯の自然に応えて身体のおしゃれをするように、都市では都市の色に合わせて、ファッションに身を包みます。一方は天然自然で、一方は人工であるという違いはありますが、そしてその違いは決定的なものではありますが、それでも、映像で呼応しあう世界と人の関わりあい方が似ていると思うのです。

 ※「銀河と夜景」



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