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2008/02/25

銀河と夜景

 27年前、初めて東京に来たとき、意外に与論を近くに感じました。その実感はいまも変わりません。変わらないどころか、増してきています。少し前に、従姉に、「与論が好きだのによく東京にいれるね」と言われたのですが、そくからするとそれは少し違っていて、与論にいるのじゃないければ東京の方が与論とつながれる気がします。少なくとも、それまでいた地方都市よりは格段に与論を感じるのです。

 それは数十年前、与論が観光地化されたときに言われた「東京都与論町」という意味ではありません。そうではなく、近い、と感じたのは、東京の夜景を見たときでした。ぼくは夜に見上げた満天の星空を思い出しました。あれみたいだなと思ったのです。

 与論の銀河と東京の夜景は近い。その二つはつながっている。そんな風に感じたのです。しかも、ただつながっているというだけではなく、都心の夜景は、銀河をもっと人にとって魅惑的に地上化したものだと思いました。より身近に、手を伸ばせば届きそうな距離に、立体的に、そして銀河よりも色鮮やかに。夜景は、地上の銀河なのです。

 これは単に島ホームシックの感じ方かもしれません。また、単なるロマンティシズムに過ぎないと思ってもきました。でも、今もこの世界の成り立ちを考えるとき、ぼくの実感の基底にあるのは、与論島のことであり、それが東京と似ているということは変わらずにいます。その実感も強まってきました。そして、このことに、もう少し、付け加えて言えることができたような気がしています。

 そこで、これからそのことを書いてみたいと思います。



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