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2007/11/25

琉球弧の一ノ矢

「現役最年長力士の引退」の報は、
46歳という年齢への驚きとは別に、
琉球弧に想いを寄せる者には、もうひとつの感慨も呼び起こす。

 ※現役最年長力士、46歳・一ノ矢が引退

それは、一ノ矢が、「徳之島出身、琉球大学卒」という
経歴を持つことによってもたらされるものだ。

 ※一ノ矢が引退/琉大後輩ら「励まされた」

記事によれば、

  1979年、自ら土俵を作って琉球大学相撲部を立ち上げた一ノ矢。
  卒業後も本場所を終えた後など、年2回は母校を訪れ、
  後輩に胸を貸した。2年前には新しい土俵を贈り、
  今年9月には屋根を設置して練習環境を整えた。

とあり、琉球大相撲部からも感謝の言葉が贈られている。

これが感慨を呼び起こすのは、
徳之島という琉球弧出身の力士だからというだけではない。

琉球弧出身といっても、奄美の場合、
琉球大学でもウチナーンチュの壁が立ちはだかるからだ。

力士一ノ矢のなしたことは、
その壁を越えて、素直に感謝されるまでに至ったからである。

琉球弧出身の力士としての功績を、
ぼくは、奄美のなかにいる者として、特筆しておきたいと思う。


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